疲れていると、何を見ても感動しなくなる
夜、好きだったはずの映画を流しても、途中から画面をただ眺めているだけになっています。 きれいな景色を見ても、いい話を聞いても、心が少しも動かない。そういう時…
「疲れがとれない・体の不調」をめぐって届いた言葉と、そこに添えた菜穂の言葉です。26 の記事があります。
夜、好きだったはずの映画を流しても、途中から画面をただ眺めているだけになっています。 きれいな景色を見ても、いい話を聞いても、心が少しも動かない。そういう時…
しっかり眠ったはずなのに、朝がいちばん重い。 休みの日ほど疲れが出る。何もしていない日に限って、夕方には動けなくなっている。 睡眠時間は足りている。生活も大…
痛みが引いた日の夕方。 自分でも気づかないうちに、家の中での話し方が変わっていることが珍しくありません。言い方が柔らかくなり、返事が早くなり、気がつくと家族…
部屋にマットを敷いて、一人で動画を再生する日。 決まった時間に、画面の向こうの人たちと一緒に動く日。 同じ動きを、同じ長さだけやっているのに、終わったあとが…
一日のうちで、力が抜けている時間はどれくらいあるでしょうか。 数えてみると、ほとんどない方が多いのです。休憩中もスマートフォンを見ていて、家に帰っても次の予…
掃除をしようと前かがみになった瞬間、背中に何かが走る。 そこから、少し姿勢を変えるだけで痛い。 背筋を伸ばしたまま、一日をやり過ごす。 こういう日は、体を動…
目が覚めた瞬間。 まだ何もしていないのに、もう疲れている。起き上がるまでに時間がかかり、そこからの支度は、ぜんぶ義務感で動かしている。 眠った時間は足りてい…
「息が詰まる」 そう口にしたことがなくても、体のほうが先にそうなっていることも珍しくありません。 胸から上だけで息をしている。肩が上がったままになっている。…
会場に着いて、席に座った瞬間。 まだ何も始まっていないのに、体のどこかがもう身構えている。終わって外に出ると、話していただけなのに、へとへとになっている。 …
朝、職場に入った瞬間に、その日の空気が分かってしまう。 誰かが苛立っていると、こちらまで身構えてしまう。 帰るころには、ただ話していただけなのに、ぐったりし…
誰にも責められていないはずなのに、どこかから押されている感じが消えません。 部屋に一人でいても、背中のあたりに気配があります。用事のない日ほど、はっきりしま…
起き上がる前から、首のうしろが熱を持っています。 冷房のなかで寝たはずなのに、汗が引いていません。水を飲んでも、芯が乾いた感じが残ります。 八月の終わりに、…
一日じゅう張りつめている人に、ゆるむ時間はあるのでしょうか。 朝から晩まで気が抜けない日が続くと、ゆるむという感覚そのものが分からなくなります。 同じ一日で…
外を車が通る。 隣の部屋で誰かが動く。 時計の秒針が、急に大きく聞こえてくる。 昼のあいだは聞こえていなかったはずの音が、夜になると全部こちらへ届きます。 …
マットは出したまま、床に座って十分が過ぎます。 着替えはしました。時間も空けました。それでも、立ち上がる合図が出てきません。 こういう日は、月に何度かありま…
部屋の隅に積まれたまま、何週間も動いていない山がある。 やらなければいけないことは、はっきりしています。 手をつければ終わる。それも分かっています。それでも…
「まとめて眠れたのは、いつが最後だろう」 夜中に一度目が覚めて、時計を見て、また眠る。それを二度、三度。朝になると、眠った気がしない。 本人はもう、それが自…
朝、鏡の前で立ったときに気づく。 体の真ん中が、どこかずれたまま止まっている。お腹に力が入らない。何年も前の出産なのに、あのとき以来ずっとこうだ、という感じ…
夕方、机に向かっていて、体が妙に静かなことに気づきます。 その日の朝に一つ済ませたきり、あとは普通に過ごしただけです。それなのに、夕方のほうが落ち着いている…
緊張しているかと聞かれて、していないと答える人がいます。 本人の実感としては本当です。困ってもいないし、慌ててもいない。それでも、肩は上がったままだったりし…
「あの人はもう次に進んでいる」 朝の電車でそう思った瞬間から、その日の残りが落ち着かなくなります。何をされたわけでもないのに、追われている感じだけが残ります…
肩は、意識していないときにいちばん上がっています。 人に言われて初めて気づく。下ろしてみると、下ろせる。けれど数分後には、また元の位置に戻っている。 連休が…
横になった時間は足りているのに、なぜ休んだ感じがしないのでしょうか。 七時間眠っても、朝の体は前の日のままです。 眠っているあいだも、体は見張りを続けている…
説明が丁寧であるほど、聞き終えたあとに疲れが残ることが珍しくありません。 内容は正しい。役にも立つ。それでも画面を閉じたとき、頭が重くなっています。 言葉が…
楽しい時間だったはずなのに、布団に入ると目が冴えています。 嫌なことがあったわけではありません。むしろ、よく笑った日です。それでも体だけが降りてきません。 …
玄関を開けた瞬間に、鞄を置く力も残っていない日があります。 同じ人数、同じ時間、同じ場所。それなのに、帰り道が軽い日もあります。 駅の階段の上り方で、その日…