背中の痛みで動けない日に、体にできること
掃除をしようと前かがみになった瞬間、背中に何かが走る。
そこから、少し姿勢を変えるだけで痛い。
背筋を伸ばしたまま、一日をやり過ごす。
こういう日は、体を動かすことなど考えられなくなります。
痛みのある日に、動いてよいのでしょうか
まず申し上げておくと、痛みの原因がはっきりしないときや、強い痛みがあるときは、無理をなさらないでください。
そのうえで、痛みの多くは、傷そのものより、そこをかばって固まった周りから来ています。かばう側は、痛むところより広く、長く緊張します。
できるところだけ、という選び方
全部やろうとすると、できない日は何もできません。できるものだけ選んでやってみる、という入り方があります。
やれるポーズだけやろうと思っていたら、意外とできることに気づき、気がついたら最後までできていた。そして終わったころには痛みが引いていた。そういうご報告をいただいたことがあります。
体は、全部か無かではないのです。少し動いたところから、周りの緊張がほどけていくことがあります。
痛みが、次の痛みを作っていくこと
痛いところをかばうと、姿勢が変わります。変わった姿勢で数日過ごすと、今度はかばっていた側が痛くなる。
そして、動くと痛むかもしれないという予測が生まれます。予測があると、体は動く前から力を入れます。入った力は、また別のところを固くします。
痛みそのものより、この連鎖のほうが長く残るということが起きます。
数日耐えるしかない、と思っていた日々
痛みが出るたびに、数日は耐えるものだと決めている方が多くいらっしゃいます。実際、そうやって何年も過ごしてこられた。
耐えている数日のあいだに、かばう形はさらに固くなります。そして次の痛みは、前より少し早く来ます。
体の強さや鍛え方とは、関係がありません。かばうという働きが、正しく起きているだけです。同じことは一人だと続かないのは意志の問題ではないことでも触れています。
掃除中に背中を痛め、その日のうちに変化があった方。以下はその方の言葉です。
参加者の方から届いたお便りより