レゾナンスヨガ

疲れて体を動かす気力がない日のこと

マットは出したまま、床に座って十分が過ぎます。

着替えはしました。時間も空けました。それでも、立ち上がる合図が出てきません。

こういう日は、月に何度かあります。

気力が出ないのは、やる気の問題でしょうか

動き出すのに要る力と、動き続けるのに要る力は別ものです。多くの場合、足りていないのは最初のほうです。

疲れているとき、体は新しい動きを始めるのを避けます。危険だからではなく、残りを守ろうとしているだけです。

動けない日に、何を基準にするか

その日の出来ではなく、その場にいたかどうかで見るという方法があります。全部やった日も、座っていただけの日も、同じ一回として数えます。

この数え方にすると続きます。出来で数えると、調子の悪い日が全部なかったことになるので、間が空きます。

間が空くと、戻るのに時間がかかります

一度離れると、次に戻るときの重さが増します。やっていない期間が長くなるほど、始めるときの手間が大きくなります。

そのままにして何週間か経つと、道具をしまいます。しまうと、ほとんど戻りません。

一人で持ちこたえるのは、意志の話ではありません

決まった時間に、決まった場所で、誰かと一緒に始める。この形があるだけで、動き出しに要る力が小さくて済みます。

続かない人に足りないのは、たいてい意志ではなく仕組みのほうです。

動かないほうがいい日もあります

無理に動かして、翌日に響くことがあります。特に、寝不足が続いているときや、熱っぽさが残っているときです。

こういう日に動かないのは、さぼりではありません。判断です。判断した日は、休んだあとの戻りが早くなります。

判断せずに流されて休んだ日だけが、後ろめたさを残します。同じ休みでも、決めたかどうかで残るものが違います。

出られなかった週のあとに

一週間空くと、次に出るのが重くなります。そこで多くの人が、もう一週空けます。

この二週目が分かれ目です。二週で戻れば元に戻りますが、三週になると別の話になります。戻る先が遠くなるからです。

重いまま出た日は、たいてい終わったあとにいちばん楽になります。

ありがたくて泣けてくるとき

体を動かす場所に通っていて、ふいに涙が出ることがあります。それだけ、ひとりで持ちこたえてきた時間が長かったということです。

涙が出た日は、休みが足りていなかった日でもあります。その日の自分に、少し優しくしてあげてください。涙のあとは、たいてい体が軽くなっています。

週に一度の場が、一週間の形を変えることがあります

しんどい時期でも、体を動かす場が週に一度あるだけで、その一週間の形が変わることもあります。暮らしが変わらなくても、戻る場所が決まっているからです。

決まっているので、迷いません。迷わない分の力が、そのまま余ります。一人だと続かないのは、意志の問題ではないもあわせてお読みください。

近ごろはヨガに命を助けられているようで、ありがたくて泣いている。短いお便りをいただきました。

お便り
近頃はyogaが命拾いすぎてありがたすぎて泣いてます。ありがたやありがたや〜

参加者の方から届いたお便りより