周りの人の機嫌に、自分まで引きずられてしまう
家に帰って、玄関を開けた瞬間。
誰かの機嫌が悪いと分かると、その日の自分の予定は、そこで終わります。何を言われたわけでもないのに、体のほうが先に沈んでいる。
職場でも、家でも、同じことが起きます。
環境の生き物、ということ
人は、思っている以上に周りの状態を受け取っています。言葉ではなく、状態そのものを。
自分の一日の質が、その日そばにいた人たちで決まってしまう。そう気づいたときに、少し恐ろしくなる方もいらっしゃいます。一生がそれで終わってしまうのではないか、と。
距離を取れば解決するのでしょうか
最初に思いつくのは、距離です。関わらない、見ない、離れる。
有効な場面もありますが、限界があります。家族や職場のように離れられない相手のほうが多いからです。そして距離を取っている最中も、体は警戒を続けています。
「影響されないようにしよう」と決めるのも、同じ理由でうまくいきません。決意は頭の側にあり、受け取っているのは体の側だからです。
受け取るものを、選べるとしたら
影響を受けること自体は止められません。変えられるのは、どんな状態のそばにいる時間を持つか、のほうです。
静まった状態に触れた時間があると、同じ相手のそばにいても、沈み方が変わってきます。
このまま何もしなければ、受け取る側であり続けることになります。そして年月が経つほど、受け取った形は固くなります。
問題は、繊細さのほうにはありません。人はそもそもそういうふうにできている、というだけです。関連して、人のそばにいるだけで状態が変わる理由。
長いフライトのあとのセッションについて、ある方が言葉にしてくださいました。
参加者の方から届いたお便りより