職場に苦手な人がいて、朝が重いとき
どうして、たった一人のことで一日が決まってしまうのでしょうか。
その人がいるかどうかで、出勤前の気持ちがまるで違う。会社に着く前から、頭の中ではもう何度もやりとりが起きている。
苦手な人は、頭の中で何倍にも増えます
実際に顔を合わせる時間は、一日のうち数分かもしれません。それでも、行き帰りの電車で、寝る前に、休みの日に、その人は何度も現れます。
体にとっては、思い出しているときも、目の前にいるときも、ほぼ同じです。だから、会っていない時間のほうが消耗することが珍しくありません。
我慢するか、辞めるか、の二択になりがちです
たいていの場合、はじめに手をつけるのは我慢です。関わらない、聞き流す、大人になる。
それでも限界が来ると、今度は辞めることを考え始めます。二つしか道がないように見えて、どちらも重い。そのあいだで身動きが取れなくなります。
実際には、三つ目があります。相手も職場も変わらないまま、自分の側の張りだけが先に下りる、という順番です。
退職までの時間を、どう過ごすか
辞めると決めても、実際に辞めるまでには時間があります。その期間を耐えるだけの時間にするか、落ち着いて過ごせるかで、次の職場への入り方が変わります。
落ち着いて辞められた人は、次の場所にも同じ構えを持ち込まずに済みます。
動くと決めたあとに、動きが変わることがあります
緊急の時間を取ってもらったあと、上司のほうから対処を考えてくれるという話が、向こうから来た。そんな例もあります。
転職するつもりは変わらないけれど、退職までの期間を楽な気持ちで過ごせそうだ、とも。状況が先に変わったのではなく、構えが先に下りていました。
苦手な人を持ち続けているうちに、その人に対する形が固まり、似た相手が現れるたびに同じ形が出るようになります。
これは、気が弱いからでも、耐える力が足りないからだと考える必要はありません。逃げ場のない場所で、ずっと身構えてきたというだけです。周りの人の機嫌に引きずられてしまうときにも書きました。
職場のことを書き送ってくださった方の言葉です。
参加者の方から届いたお便りより