自分を責める癖が、どうしても止められないとき
どうして、自分にだけこんなに厳しくなってしまうのでしょうか。
人の失敗は流せるのに、自分の失敗は何日も覚えている。誰にも責められていないのに、頭の中では責め続けている。眠る前にその日の失敗を並べ直してしまう、という方もいらっしゃいます。
責める声は、どこから来ているのでしょうか
自分を責める言葉は、たいてい自分の言葉ではありません。どこかで、誰かに言われた形をそのまま使っています。
言った本人はとうに忘れていても、受け取ったほうの体は形を覚えます。そして、その形のまま何十年も使い続けることになります。
責めないようにしよう、で止まるでしょうか
最初に思いつくのは、責めないようにすることです。前向きな言葉に言い換える、書き出す、気にしないと決める。
うまくいく日もありますが、疲れている日には戻ります。しかも今度は、責めてしまったこと自体を責める、という二重構造になります。
「もっと自分を大切に」と言われて、かえって苦しくなる方も多い。できていない自分がまた一つ増えるからです。
責めずに見てもらう、という経験
自分では見られないものがあります。見ようとした瞬間に、見る側が責める側になってしまうからです。
普通なら責められるだろうところを、責められずに、そのまま見てもらう。その経験をしたあとに、初めて自分でも見られるようになることも起こります。
責める癖は、そのままにしていて薄れるものではないのです。使い続けた形は固くなり、だんだんそれが自分の性格だと思えてきます。
心の強さを疑う必要はありません。そういう形で固まった、ただ、それだけのことです。気持ちが重い日に何を試しても晴れないことにも、近いことを書いています。
自分でも見たくなかった部分を、そのまま見てもらった方。その日のことを言葉にしてくださいました。
参加者の方から届いたお便りより