不安で急に息が詰まるようになったとき

買い物の途中で、急に胸のあたりが締まる。
何でもない場面なのに、心臓が速くなって止まらない。
早く家に帰りたい、とだけ思う。

久しぶりにあんなふうになった、と自分でも驚くことがあります。

なぜ、何でもない場面で起きるのでしょうか

パニックのような状態は、その場の出来事で起きているとは限りません。長く溜まっていたものが、たまたまそこで出ている、ということがよくあります。

だから原因を探しても見つからない。見つからないので、次はいつ来るか分からないという不安が、上に乗ります。

また来るかもしれない、という怖さ

ここで多くの方がされるのは、その場所を避けることです。同じ店に行かない、同じ時間に出ない、一人で出かけない。

避けているあいだは起きません。そのかわり、行ける場所が少しずつ減っていきます。減ったことに気づいたときには、生活のほうが小さくなっています。

「気の持ちよう」と言われることもありますが、起きているのは気持ちではなく体のほうです。

落ち着いたあとに、急いでしなくていいこと

パニックがおさまったあと、原因を突き止めようとする方がいます。何がきっかけだったのか、また起きないためにはどうするか。

けれど、原因探しを続けているあいだ、体は警戒をゆるめません。考えることで、もう一度その場面に戻ってしまうからです。

落ち着いた直後は、分析より先に、落ち着いたこと自体を体に覚えさせるほうが、次の波を小さくします。

話せる場所がある、という安心

月に一度話せる場所があるから安定していられる、と書いてくださった方がありました。その日のために働ける、とも。

大事なのは、その時間そのものより、「あそこで話せる」と分かっていることのほうかもしれません。予定があるだけで、体は少し構えを解きます。

避ける生活を続けると、避ける対象は増えていきます。そして、それが自分の性格だと思えてきます。

これは、心が弱いからでも、大げさだからだと考える必要はありません。溜まったものが出口を探している、というだけです。不安が湧いたとき、その場でできることもあわせてお読みください。

緊急の時間を取られたあとの一通が届きました。

お便り
菜穂ちゃんと話せて本当に落ち着きました。 あんなにパニックになっていたのは久しぶりでした。 やはり月一のプライベートが私には必要で、 その安心があるおかげで安定することが今回また改めて身に染みました。 すぐに自分のやり方?に流されてしまう、、、 いつも力を注いでくれてるのに、本当に私のクセはなかなかなものだと思いました。 (中略) そしてまたこのプライベートという場所があることが本当に本当に奇跡です。 菜穂ちゃんへの絶対的な信頼と安心がここで強くあるから、話すだけで大丈夫だ、と力強くなれる。 その安心がどれだけ私の人生には必要か。 (中略) ここにしっかりと来れるようにフルタイムでパートを頑張りたいと思います。 まずは新たにパート先を探せることに踏み込めたこと、背中を押してもらえた気持ちでとても感謝します。

参加者の方から届いたお便りより