Resonance Labo

不安になりやすいのは性格だと思っていた

知らない番号から電話が鳴る。出る前から、胸のあたりが締まっている。

生まれつき怖がりなのだから仕方がない。ずっとそう思ってきました。

けれど、同じ出来事でも、平気な日と、まったくだめな日があります。性格であれば、そこまで振れないはずです。

性格ではなく、その日の状態のことがあります

怖がりだと言われてきた方の多くは、実際には「そのとき神経がどこにいるか」で反応が変わっています。

同じ知らせを受け取っても、静まっているときは一度で済み、張っているときは何十周もする。性格であれば一定のはずのものが、日によって違う。

「あなたは怖がりだから」と言われて育つと

性格だと思い込む入口は、たいてい子どものころにあります。心配性ね、気が小さいね、と何度も言われる。

言われ続けると、人はその形に合わせて自分を説明するようになります。そして、説明できてしまうと、そこから先を考えなくなります。

実際には、言われたのは「反応が出やすい」という一点だけです。それが性格という大きな言葉に置き換わり、変えられないものとして扱われてきた、ということが起こります。

体の側には、数字が出ることがあります

最近は、心拍の変動などをご自身で測っていらっしゃる方もいます。自分の感覚と別に、数字が動くのを見てしまう。

いつもは低い数値が、聞いたあとに大きく上がっていて驚いた、というご報告をいただいたことがあります。何かを決意した直後ではなく、ただ聞いていただけの時間のあとでした。

同じことが誰にでも起きるとは言えません。ただ、性格の話ではない場面がある、ということは言えます。

性格ではないとしたら、何が変わるのでしょうか

性格だと思っているあいだ、打つ手は「慣れる」か「避ける」の二つしかありません。どちらも、反応そのものには触れません。

状態の問題だと分かると、触れられる場所が増えます。今日の状態を整えることはできるからです。同じ知らせを、静まった体で受け取るか、張った体で受け取るかは、選べる範囲に入ってきます。

変わらないと決めてしまうことの重さ

性格だと決めてしまうと、そこで手が止まります。手が止まったまま年月が経つと、反応の道は深くなり、次はもっと早く回り始めます。

そして本当に、変えられない性格のように見えてきます。

不安になりやすいかどうかは、心の強さの話ではなく、状態の話です。神経がその反応を覚えている。それだけのことです。詳しくは不安が湧いたときにその場でできることへ。

数字は目安にすぎません。低いから悪い、高いから良い、という話でもありません。ただ、自分の感覚以外のものが動くのを見ると、性格という説明が少し揺らぎます。

新しい月の予定を手帳に書き込みながら、数値の変化に驚かれた方からいただいた文章です。

お便り
菜穂ちゃん、シリル 忙しい中、LINEボイスとレゾナンスボイスをありがとうございました 特に今回のレゾナンスボイスは、すぐに不安になって怖がりの私にはピッタリで、聞いた後に何気なく数値を目にしたら いつもは10台20台のHRVが50に上がっていてビックリでした! つい嬉しくなって報告させてもらいました! 9月のラボの予定も全部手帳に書き込んで、新しい月も安心でいっぱいにスタートできました いつもありがとうございます 残り少ない日本滞在を、どうぞ楽しくお過ごしください

参加者の方から届いたお便りより